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映画批評・藤村隆史

ここは封切の時に映画館で見て書かれた批評のコーナーです(映画祭は封切ではありませんがここに書いています。「河内山宋俊」「洲崎パラダイス 赤信号」はビデオです)。書かれた順番で下からまとめています。
第二期以降は映画館、DVD、衛星放送の区別をしません。隔てなく書きます。

映画研究塾第二期(2023年~)

「九龍猟奇殺人事件(踏血尋梅)」(2015香港・フィリップ・ユン・未公開)~荒唐無稽とはなにか  2024年8月10日

「家族の波紋(archipelago)」(2010英 ジョアンナ・ホッグJoanna Hogg)~10年に一度の未公開映画に誘われ 2024年8月1日


映画研究塾第一期(2006年~2015年)

「セインツ -約束の果て-」(2013・デヴィッド・ロウリー)~蓮實重彦~「オオカミと『後期高齢者』について 2015.2.20

「顔のないスパイ」(2011)マイケル・ブラント~映画と保守主義について~映画の梟(ふくろう)は立ち込める夕闇とともにはじめて旅立つ 2012年3月1日 2023年9月1日再出

「コクリコ坂から」(2011)宮崎吾郎~映画は近親相姦を超える  2011年9月1日  2023年6月9日再出

「少女たちの羅針盤」(2011)長崎俊一~青春映画は村おこしから生まれる  2011.6.17

「ヒア アフター」(2010)クリント・イーストウッド~メディアと預言者について 2011.3.28

「ゲゲゲの女房」(2010)鈴木卓爾~ホメオスタシスと怪奇について~2011年1月27日 2023年9月9日

「何も変えてはならない」(2009)ペドロ・コスタ~閉じられることと開かれること 2010年12月1日  2023年7月30日再出

「ナイト&デイ」(2010ジェームズ・マンゴールド)~神と決断について 2010.10.20

「ローラーガールズ・ダイアリー」(2010)ドリュー・バリモア~失われた痕跡を求めて 2010年8月21日 2023年9月11日再出

「アウトレイジ」(2010)北野武~内側の性向について 2010年6月30日  2023年5月6日再出

「アバター(3D版)」ジェームズ・キャメロン 他者の排除について 2009.12.25

「私は猫ストーカー」(2009)鈴木卓爾~うそとほんとうのあいだで 2009年10月13日 2023年5月9日再出

「四川のうた」(2008)ジャ・ジャンクー~白の誘惑について 2009年9月19日 2023年9月15日再出

「アマルフィ女神の報酬~」西谷弘~ゴダール「アワーミュージック」への返答について 2009年8月18日

「グラン・トリノ」(2008)クリント・イーストウッド~羞恥心とB級映画について 2009.5.30

クリント・イーストウッド「チェンジリング」(2008)~アンジェリーナ・ジョリー「16回の涙」について 2009年3月22日 2023年9月16日再出

ジョナサン・モストウ「サロゲート」(2009) 化粧と傷について 2009.2.28

「トウキョウソナタ」(2008)黒沢清の変貌について~成瀬己喜男の風は生きている 2008年12月10日 2023年5月13日再出

映画祭「フランス映画の秘宝」 縦と横の饗宴について 2008.9.25

「接吻」(2008)万田邦敏~映画の「ゆれ」について 2008年8月17日 2023年9月13日再出

「崖の上のポニョ」宮崎駿~それでも私を愛せますか 2008.7.21

「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」 映画の筋金(すじがね)について 2008.6.21

「靖国 YASUKUNI」 映画への飛翔  2008.5.28

「クローバーフィールド/HAKAISHA」(2008)  映画と権力について  2008.4.23

「デス・プルーフinグラインドハウス」 発掘の作法について 2008.3.23

山崎貴「ALWAYS 続・三丁目の夕日」~成瀬己喜男とマクガフィンの彼方へ 2007.11.7

「ヘアスプレー」(2007)  雨に濡れた地面と映画史について 2007.10.25

「バベル」 映画の「内」と「外」について  2007.5.1

「それでもボクはやってない」(2007)周防正行 「真実」と「映画」について 2007.1.31

「硫黄島からの手紙(2006)クリント・イーストウッド 時代は今、エルンスト・ルビッチを見つめて 2006.12.14

「武士の一分」山田洋次(2006) 「つなぎ」のためのカットとその問題について 2006.12.6

「トゥモロー・ワールド」(2006)アルフォンソ・キュアロン~持続は「9.11以降」に向けて 2006年11月25日 2023年9月1日再出

「父親たちの星条旗(2006)クリント・イーストウッド そのジョン・フォード的無名性について 2006.10.29

「フライトプラン」ロペルト・シュベンケ(2005) 2006.10.20

「ゆれる」(2006)西川美和 私は何を見たか 2006.10.7

「グエムル・漢江(ハンガン)の怪物」(2006)ポン・ジュノ その簡単な凡庸性について 2006.9.10

「樹の海」(2004)瀧本智行 グランドホテル形式と物語性との関係について 2006.9.2

「空中庭園」(2005)豊田利晃 2006年9月1日

「ユナイテッド93」(2006)ポール・グリーングラス 倫理と映画について 2006.8.17

「運命じゃない人」(2004)内田けんじとフィルム・ノワールの世界へ 2006年8月13日

「洲崎パラダイス 赤信号」(1956)川島雄三  2006年8月9日

「M:i:Ⅲ」(2006) その危険性と「ビーター・ジャクソン方式」について 2006.7.30

「男たちの大和」(2005)佐藤純彌 ヒロシマを映画的に描くとは何か  2006年7月8日

「サマリア」(2004)キム・ギドク 20067月6日

「ミリオンダラー・ベイビー」(2004)クリント・イーストウッド 2006年7月5日

映画の寓意シリーズ③ 「珈琲時光」(2003)ホウ・シャオシェン~現在の「小津」について 2006年7月3日

「火火(ひび)」(2004)高橋伴明 「マディソン郡の橋」(1995)的落下と雨に濡れた舗道 2006年6月27日

「パッチギ!」(2004)井筒和幸 2006年6月22日

「カミュなんて知らない」(2005)柳町光男~映画は映画である 2006年6月19日

「嫌われ松子の一生」中島哲也  動機と行動の逆転 2006年6月17日

「河内山宗俊」 天才・山中貞雄 、行動と分離の美学 2006年5月28日

「ある子供」(2005)ジャン=ピエール・ダルデンヌ・リュック・ダルデンヌ フレームの外の物語について 2006年5月16日

STING大好きの部屋
「妻の心」(1956) 成瀬己喜男 2006年6月22日